お久しぶりでございます
なんでかこんなに月日が経っちゃって申し訳ないことこの上ないです
なんか凄い事してた訳ではなくて、ひとえに私の処理能力がお粗末君だっただけな話なのですが
しかし ほんとに久しぶりです・・・・
JAZZを生業としてから、一心不乱に努力してたなら大威張りなんだけど
どうにもチンケなメンタルなもんで、階段あがっちゃ落ち込んで、一歩進んじゃ二歩下がって
鼻くそみたいな時間を浪費していたわけです
年末からこっち 大切な方を亡くし、しばらく呆然としてご飯食べるの忘れたり
歌えなくなったり なんかよれくそだった訳なんだけれども何とか持ち直しました
唯一の誇れるとこが物忘れがいいとこなので役に立ったね♪(*゚∀゚)=3
昨年 有明のG研のタリーズで故人とお茶飲んでたら
隣の席におじいさん達4人が、多分お友達のお見舞いにいらしてたのでしょう
重たそうに病状について話していらっっしゃいました
「あんなに辛そうなら退院したほうがよかったのかねえ」
「そうはいっても 可能性があるならがんばって欲しいと思っちゃうよ」
「そうだね・・・」
そして しばしの沈黙の後一人の方が絞るようにつぶやいてました
「時間はね 浪費するもんじゃないよ
時間はね 使うものだ・・・
誰にも限りがあるもんだからね
使わないと生きてることにならないんだ・・・」
そう言って下を向いて何かを堪えるようにコーヒーを口にしていました。
なんとも 深くて 突き刺さる言葉になぜか急にコーヒーが冷めたような気がして
ごくごくと飲み下してその場を後にしたのですが
いつまでもその時の色あせた空気の色と
やるせない想いが今でも頭の中でぐるぐる回っています
私は 時間をもっと使わなくてはならない
あれほど生きるために頑張った故人に
私の中で もう一度少しでも生きてもらうために
なのに 立ち止まってはおろおろと振り向いて
前を見ては呆然と立ちすくみ
さっぱり時間を使えない
もう 桜も散ってしまったというのに・・・
あの日の桜がまぶしくて忘れられない
見送った夜の おぼろ月が忘れられない